近年、一部の企業や官公庁において、記録の紛失、改竄、隠蔽、不当な破棄などの事実が発覚し、社会問題になったことは記憶に新しいところです。コーポレートガバナンス、CSRの観点から、また内部統制、PL法、訴訟対応などのリスクヘッジの観点からも、文書管理の重要性は高まっています。
このような環境のなかで、お得意様からいただいた信頼、会社のさまざまな経験、営々と築きあげてきた業績を、「企業アーカイブ」として体系的に集約・整理・保存・管理し、自社の資産として日常業務や研修などで活用していこうという機運が広がっています。
まさに「企業アーカイブ」は、会社を守り発展させる「宝の山」であり、会社のアイデンティティを明確にするためのツールです。また広報宣伝の有力な武器として、さらに製品の改良や新製品開発のヒントの宝庫として、さまざまな利益をもたらす源泉となり得ます。先行き不透明な、このような時代にこそ、「企業アーカイブ」を立ち上げ、企業経営の足もとを見つめなおすことが、企業成長の第一歩になると確信しています。
主要著書:『今、なぜ記録管理なのか=記録管理のパラダイムシフト』『公文書管理の情報技術』(共著)、『入門アーカイブズの世界―記憶と記録を未来に―』(共訳)『トータル・ファイリングシステムとe文書』(共著)『文書管理と情報技術』(共著)『情報公開制度の新たな展開』(共著)
主要著書:『新民訴法・文書管理の要点』『リスクマネジメントの法律知識』『コンプライアンス法規便覧』『新会社法が求める内部統制とその開示』『内部統制が求める評価・監査体制』『利益相反とファイナンシャル・ビジネス─顧客保護管理体制の構築に向けて』など多数
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